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函館記念(2010)結果
単騎騎手免許が交付されたばかりの香港リーディングジョッキー・ダグラスホワイトが、函館巧者っぷりを存分にアピールする結果となった日曜の函館記念。
日本で挙げた36勝のうち24勝が函館を舞台にしたレースというダグラスホワイト騎手。
今回は、マイネルスターリーに騎乗し、同馬を初の重賞制覇へと導きました。
しかも、直線で後続を突き放し2着に3馬身半差をつける圧巻の内容で、勝ちタイムは1分58秒5(良)。
なお、1番人気の支持を得たジャミールは2着に敗れる結果となり、3着には5番人気のドリームサンデーが入りました。
函館記念(2010)
G3・函館記念について見てみたところ、前走で重賞レースに出走していた馬はやや苦戦傾向にある事が分かりました。
中でも近5年の成績は、重賞以外のレースから参戦した馬が(5・5・3・34)なのに対し、前走重賞組は(0・0・2・19)と連対馬がゼロ。
函館競馬場の改修工事のため札幌競馬場で開催された昨年のこのレースも、前走重賞組で最高着順だったのはインティライミの7着でした。
このレースでは、前走で重賞以外のレースだった馬が安定した好成績を残しており、特に近年ではその傾向が強まっている事からも、今年も重賞以外からの参戦馬を中心視していきたいと思っています。
アイビスサマーダッシュ(2010)
今週の重賞・アイビスサマーダッシュで期待している一頭はアポロドルチェです。
牝馬の活躍が目立つレースではありますが、一昨年の当レースで3着、昨年は2着とレース相性の良い牡馬で、着実に上昇を見せているここは勝ち負けが期待できる存在と考えています。
陣営の期待度も大きそうで、ここを目標にしっかりと調整を重ねてきた様子。
7日に行われた1週前追い切りでも5ハロン66秒6の時計をマークし、最後のひと追いで万全のデキとなりそうな状態まできています。
仕上がりに不安のないここは、好相性の舞台で久々のVまで期待してみたいと思います。
宝塚記念(2010)結果
先日、注目馬として書いたアーネストリーは、3番人気からの3着とまずまずの結果でした。
ただ、堅い決着で終ると予想していたのが一転、8番人気ナカヤマフェスタの激走で荒れる結果に。
レースは、逃げるナムラクレセントをアーネストリーがマークする形で進み、ブエナビスタはうちの4番手から直線でアーネストリーとの叩き合い。
そんな人気馬をよそ目に、外から鋭い脚で伸びたナカヤマフェスタが一気に抜き去ると、ブエナビスタに半馬身差でゴールし重賞初制覇を飾りました。
ちなみに、関東馬が宝塚記念を制したのは、1999年のグラスワンダー以来の快挙となっています。
宝塚記念(2010)
今週の宝塚記念で期待しているのはアーネストリーです。
約5ヶ月ぶりのレースで太め残りの印象があった前走・金鯱賞では、2番手追走からあっさり抜け出し楽に勝利を飾りました。
仕上がり具合が6~7分といった感じで、2週間前くらいには使えるかどうか不安視されていた状態での快勝とあり、地力の高さと器の大きさを感じさせる一戦でした。
アーネストリーは500キロ超えの大型馬で、久々を叩いた上積みは大きそうですし、1週前追いではCWコースで6F80秒9~1F11秒7の動きを披露しているようにデキは良さそう。
大崩れしない安定感と底を見せていない点は魅力で、万全の仕上げをした同馬が強敵を相手にどのような走りを見せるのか楽しみにしています。