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根岸ステークス(2010)
日曜日の根岸ステークスにおけるレース傾向を探ってみました。
距離や時期が替わった01年以降、東京競馬場のダート1400mコースで行われた8年分のデータから、前走の距離と当レースでの成績についてみてみました。
まず、最も好成績を残しているのは、前走がダートの1200m戦かダート2000m以上のレースだった馬。
前走がダート1200mだった馬は(5・3・3・26)と、8頭中5頭の勝馬を出しています。
また、前走がダート2000mだった馬も、(1・3・0・9)という成績で、連対率30%超えの高い数値を残しています。
一方、このレースと同じダート1400mに出走していた馬は(0・1・5・30)となっており、オープンクラスで好走していた馬が多いにも関わらず連対馬が1頭しか出ていないという苦戦傾向が見られます。
平安ステークス(2010)
今週の日曜日に行われる平安ステークス。
過去10年のデータを検証してみると、以下のような傾向がある事が分かりました。
まず、前走は3着以内に好走している馬が優勢という事。
前走で馬券圏内に入った馬は(6・7・10・56)、4着以下だった馬は(4・3・0・72)となっており、前走で結果を残せなかった馬の巻き返しは困難なレースと言えそうです。
その他には、先行馬が圧倒的に有利という傾向も見られます。
4コーナーの位置取りを見てみると、3番手以内を走っていた馬が(8・8・5・19)に対し、4番手以下だった馬は(2・2・5・109)と、成績に大きな差がありました。
これらの事から、前走からの勢いがあり、先行力を持っている馬に注目していきたいと思っています。
フェアリーステークス(2010)結果
昨日、中山競馬場で行われたフェアリーステークスは、11番人気コスモネモシンがゴール前で鋭い伸びを見せ優勝を決めました。
これにより、コスモネモシンに加え鞍上の石橋脩騎手も重賞初制覇。
また、コスモネモシンを管理する調教師の清水英克氏は、10日に行われたシンザン記念(ガルボ)に続く2日連続での重賞制覇を飾りました。
ちなみにフェアリーステークスでは、2着に2番人気アプリコットフィズ、3着には1番人気のテイラーバートンが入る結果となっています。
昨年の菊花賞馬スリーロールスが6日付けで競走馬登録を抹消し、引退すると発表されました。
昨年暮れに行われた有馬記念で、レース中に左前浅屈腱不全断裂を発症した事が理由。
伝説の新馬戦と云われる京都のデビュー戦で、アンライバルド、リーチザクラウン、ブエナビスタに次ぐ4着に入ったスリーロールスは、昨年の菊花賞で初のG1制覇を達成。
しかし、本格化してきた素質馬に注目が集まった次走の有馬記念でまさかの故障。
そのまま競走中止となり、検査を受けた結果、完治は難しいとの診断が下り、引退という結論に至りました。