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エリザベス女王杯(2010)
今週末は最強牝馬決定戦、G1のエリザベス女王杯が開催されます。
秋華賞や府中牝馬ステークスに前走で出走していた馬の参戦が多いこのレース。
しかし過去10年の結果を見てみると、秋華賞組(5・2・1・38)、府中牝馬ステークス組(0・5・6・52)と共に3着内率は17%程で、前走がその他のレースだったグループの(5・3・3・40)3着内率21%という成績を下回っていました。
特に、秋華賞や府中牝馬ステークスで4着以下の結果だった馬に関しては、(1・0・2・63)という成績で苦戦傾向にある事が分かりました。
主要な前哨戦であるこの2レースに参戦していた馬であっても、期待できるのは上位に好走した馬のみで、馬券圏内を確保できなかった馬の巻き返しは難しいと言えるでしょう。
毎日王冠(2010)
明日の東京メイン・毎日王冠で期待しているのはスマイルジャックです。
G1だった前走の安田記念で勝馬と0.1秒差の3着に好走したスマイルジャック。
ゴール直前でのひと伸びが利かなかったものの、直線で一旦先頭に立ってみせるなど見せ場十分の内容でした。
今回は、その安田記念を制したショウワモダンよりも斤量が2キロ軽いことから、逆転の可能性まで期待してみたいと思います。
大阪スポーツ杯(2010)
明日の阪神メイン・大阪スポーツ杯で期待しているのはマルカベンチャーです。
マルカベンチャーは、今年の春になにわステークスで現級勝ちを決め、次走の天王山ステークスでも3着に好走してみせた実績馬です。
前走は、久々の芝レースで6着という結果に終ったものの、上がり最速の末脚を使い追い込んで見せた内容は強く、能力の高さを感じさせる一戦でした。
得意のダートに戻る今回は、本来の力を発揮できると予想し、トップハンデでも中心視してみたい存在と考えています。
京成杯オータムハンデキャップ(2010)
G3のハンデ重賞・京成杯オータムハンデキャップについてみてみたところ、枠順別の成績に偏りがありました。
新潟競馬場で開催された2002年を除き、過去9年の結果を見てみると、連対馬18頭中14頭が8番より内側の枠に入っていました。
また、3着内で見ても27頭中20頭が同様の傾向となっており、3着内馬の74%が内~中枠となっていました。
外枠から優勝を決めたブレイクタイムとキストゥヘヴンの2頭は、共にマイルのG1戦で連対実績がある実力馬だった事もあり、やはり内枠が有利で、外枠からの台頭には高い能力が必要となるレースと言えるでしょう。
長岡ステークス(2010)
このレースで期待しているのはゴールデンガッツです。
デビューから中距離戦を中心に使われてきたゴールデンガッツですが、ツメが甘く勝ち切る事ができずにいました。
それが、1400mの距離に変わった4走前の千種川特別でいきなり快勝。
道中2番手でしっかり折り合うと、直線ではしぶとい粘りを見せる好内容でした。
再度1400m戦だった2走前の洛陽ステークスでは、定量戦で苦手な高速馬場が合わず7着に敗れましたが、勝馬とはわずか0.4秒差。
距離適正の高さが感じられるここは、54キロの軽量を活かし頑張ってもらいたいと思います。